中島 渉 NAKAJIMA AYUMI

弱虫ペダルサイクリングチーム/立教大学自転車競技部

やはり、努力は裏切らない

9/18-19にて、JPT後半戦の南魚沼クリテリウム経済産業大臣旗ロードレースが行われた。

 

この2日間で弱虫ペダルサイクリングチームの成長を強く感じることが出来た。

8月後半コロナウイルスに感染しインカレのロード前日に自宅療養解除となった。強度の高い練習をすると、呼吸が浅く全く力が入らない。8月に乗り込んだベース練習の意味も無くなってしまった。インカレで仕上げた流れから、コンディションを上手く繋いで南魚沼に臨もうと考えていたが、そう簡単には行かなかった。

 

また、コロナとは別でインカレ終了後から食事をすると嘔吐を引き起こしてしまう症状が起き、真面にご飯を食べることが出来なかった。それにより体重も落ち、ここ5年近く見ていなかった50キロ台に突入してしまった。

 

流石に病院に行き、機能性ディスペプシアと診断された。ストレスによってなりやすく、そんなに大病でも無かったため、薬を飲んで普段通りの生活を送ることが完治への1番の近道と言われた。そんなこんなで、練習もまともに出来ず臨んだ今回のレース。

1日目のクリテでは、体調の面を見てチームオーダーも特になく、無理せずベストを尽くすことが今回の課題であった。前半から前々で動くもすぐにオールアウト気味になってしまい逃げにチャレンジすることは出来なかった。入部選手の逃げもあったため、展開的には愛三のコントロールとなり、集団は落ち着いた展開となった。愛三はしっかりと逃げを吸収し、スプリントの流れとなった。コントロールにより、呼吸を整えることが出来たため、最終スプリントにチャレンジした。位置取り争いも人数を揃えていたため、前方で展開でき4番手で最終コナーを曲がった。結局曲がった順でゴールし、自分のような似非スプリンターとは違う、本物を目の前で見ることになった。せめて、表彰台に登りたかった。1時間などの短い時間は耐えることができたが、今日行われた経済産業大臣旗では撃沈の結果となった。2時間を走ったところでドロップしてしまい、今の自分の実力に絶望した。

 

そんな中、チームメイトの入部選手、内田選手、香山選手の3選手が最終局面まで残り、優勝・4位・9位の好成績を残し、経済産業大臣旗の団体優勝に導いてくれた。チームの強さに改めて感動し、今回のレースを得て練習の成果がはっきり出るのだと身近に感じることが出来た。やはり努力は裏切らず、結果に繋がるのだと痛感した。また、刺激をもらいモチベーションも高まった。

 

今できることは自分の実力を理解し、1からベースを積み重ねて行くことである。

 

残り少ないロードシーズンを無駄にしないために、妥協せず努力しようと思う。

 

とうとう後半戦に突入🚗💨

夏休みの大一番のインカレも終わり後半戦へと入る。

立教大学自転車競技部のブログにレースレポート載ってます!)

 

https://stpaulsbicycle227.hatenablog.com/entry/2022/09/06/123712

 

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来週の3連休からJPT後半戦、南魚沼が開催される。経済産業大臣旗はJPTの格式の中で1番高く、チームとしてもかなり重要な大会である。

 


自分はコロナ感染もあり、体調は優れず厳しいレースになると思うがチームメイトはしっかりと練習を積み、週末のチーム練習でもみんな調子をあげていた。少しでも役に立ち、結果に繋がる走りを届けられればと思う。

 

 

 

私生活ではいよいよ学校も始まるため、地獄の履修登録に追われている…

来週の今頃にはきっと現実に引き戻されるのだろう

 


また、巷の噂ではシクロシーズンも開幕しているらしいのでそろそろ練習も開始しようと思う。まず、今年は怪我をしないでシーズンを迎えたい!!

 


とりあえず怪我せず、妥協せず後半戦もフルガスに挑戦し続けたいと思う!!

 


後半戦も弱虫ペダルサイクリングチームと中島渉の応援宜しくお願いします🔥

全日本選手権RRを終えて

この日のために多くに選手が全身全霊を尽くしてきた。去年の苦い思い出を繰り返さないよう、練習し調整してレースに臨んだ。

だが、2週間前の個人ロード選手権では体調を崩していた事もあり、調子が本当に悪く、正直自信を持って挑める状態ではなかった。

 



それでも今できることを行い、体調を早く治し暑さに慣れる練習も行った。今できるベストを尽くそうと考えた。香山さんも言っていたが、120%を出してレースに臨むそう決めたから。

 

 

学校等もあったため金曜日の朝イチの飛行機で広島に到着し、軽く足を回してマッサージをして頂いた。

 

レースは8:00スタートと早く、4:30に起床し3時間前には朝食を済ませた。

暑さもあったため水分補給はこまめにとり、アップも体を軽く動かす程度にした。

如何に内蔵に負担を減らし、最後までレースに残れるかを考え、スタート前は氷と水で体を冷やしてスタートした。



最後まで完走できるか不安が強かったが、今できる力の全部を出し切る気持ちで走り前半からレースを動かして行った。もちろんの如く最初からアタック合戦になりハイペースな状態で進んでいく。2周目の池の登りのところでさらにペースアップがあり集団が長く伸びたタイミングで少し飛び出した。下りに入って単独だったが何人かのジャンプを想定し踏み続け、案の定3人がジャンプしてきた。集団が牽制し止まっているのが見えたので4人で回していき逃げ切りをめざす。メンバーは自分と日体の選手の2人がメインとなり、残りの2人は少しきつそうだったためなかなかペースが上がらない。集団とは30秒から1分半程度のアドバンテージで周回を重ねていった。5周目を消化して6周目に入るタイミングで集団がペースアップし吸収され、振り出しに戻ってしまった。6周目に4人ほどの逃げができ、そこに五十嵐選手が乗ったがドロップしてしまう。逃げが協力であったため集団もジャンプを図ろうとする選手が多く見られた。池の登りで香山選手が乗った数人のアタックがあり、そこに少し遅れて集団から強力なメンバーのジャンプがあった。そこに岩田選手が反応し、自分は集団を抑え見送る形となった。この時、今回の全日本の優勝者はここから出ると分かった瞬間でもあった。反応できる位置にいたが、反応できる足がなかった。最後に出来ることがチームメイトを送り出すことだった。



予想通り逃げのメンバーは優勝候補を数名連れていき、強力なものとなった。タイム差も縮まらず、逃げ切りとなり2位に岩田選手3位に香山選手が入った。自分はラスト1周の集団のペースアップから脱落し最後は細川選手とゴールした。

チームメイトの結果はとても嬉しく、刺激を貰った。その反面とても悔しい。去年とは違い出し切って負けた。だからもっと強くなって来年に向けて頑張るしかない。

 

 

この日のために手厚いサポート・応援して頂いた方々、本当にありがとうございました‼︎

ツール・ド・熊野 開幕🎌

和歌山県新宮市に来ています!

明日から3日間で行われるUCI国際レースのツール・ド・熊野に出場🔥

https://www.tourdekumano.jp

 

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1st 赤木川清流コース

10:00スタート

114km

ライブ配信

https://youtu.be/6qtQRjs1ND0

 

2st 熊野山岳コース

10:00スタート

104.5km

ライブ配信

https://youtu.be/wE0ilaePr5o

 

3st 太地半島周回コース

10:00スタート

104.3km

ライブ配信

https://youtu.be/9XQ

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第1ステージからハードなコースが設定されており、大人数カットも予想されている。前方で位置取りをし、しっかりと次のステージに繋げる事が重要となる。また、第2ステージではラインステージっぽく、18分程の札立峠や7分程の千枚田峠がレイアウトされ山岳ステージとなっている。

厳しい展開になるのは間違いないので、今できる全力を出し切って頑張りたいと思います!

 

応援宜しくお願い致します‼️

TOJ(ツアー・オブ・ジャパン)閉幕

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4日間に続いたツアー・オブ・ジャパンが終了した!

第1ステージの信州飯田からハイレベルなレースが続き、調子を上げれていない自分にとってとても過酷なものとなった。



去年は無かった飯田ステージは本当につらく、自分が思ったよりも走れなかったことがとても悔しかった。ステージ後半に連れて少しずつは調子は戻したものの、まだまだ結果を狙えるほどでは無い。

 

今回のTOJでは東京ステージのみしかチームに貢献できる動きができなかった。

実力もそうだが、レース展開の嗅覚もまだまだ足りていないことが事実。

今回も4日間遅くまでサポートしてくださった、GMの佐藤さんをはじめとするメカニックの新保さん、マッサーの大竹さんありがとうございました。また東京ステージでは部活メンバーもいて、いつも支えられていることに実感。だからこそもっと結果を残せるよう頑張りたいと思った‼️

 

そして、今週行われるツール・ド・熊野も3ステージで行われる。初参戦となるがTOJに続いてUCIレースでハイレベルな戦いになることは間違いない。

明日から、熊野に移動し現地入りして、調整を行う。

少しでも結果を残せるよう頑張りたいと思う。

 

TOJ(ツアー・オブ・ジャパン)開幕🔥

いよいよ待ちに待ったTOJツアー・オブ・ジャパン)が開幕🔥

 

今日から第1ステージの信州飯田ステージに現地入りしています。

今回はUCI2.2Tour of Japanで4ステージで行われます!

「信州飯田」→「富士山」→「相模原」→「東京」

去年の富士山ステージ🗻 

 

明日は第1ステージの信州飯田ステージ‼︎

距離:119.6km 10:00START

10%を超えるきつい登りが続き、かなりハードなレースとなると思います。

自分にとってもこのステージが大きな壁!残りのステージに繋げていけるような走りをしたいと思います🔥

 

去年の経験を活かして、少しでも上位に食い込めるよう頑張っていきたいと思います❗️

 

YouTube配信もあるので是非、応援宜しくお願い致します‼︎

https://www.youtube.com/channel/UCOn344q_ftCTeVpgmIpSnSg

 

TOJホームページ

https://www.toj.co.jp/2022/

強くなるためには⁇

強くなるためにはどうしたらいいのか。最近ずっと考えていることについて少し書いていこうと思う。

 

なんのために練習して、なんのために大会に出るのか。レースに勝ちたいから?ただレースに出て完走し優越感に浸りたから?レースに出るにあたってみんな目標は違うと思うが、結局出るんだったらその結果の終着点は「勝ちたい」ではないだろうか。先日行われたRCS第1戦を得て強く考えさせられた。



みんなは何のために学連の大会に出場するのか?多くの選手が毎回のレースレポートで「練習不足でダメでした。」や「準備不足でした」と書いている。

 

練習不足なんて走る前から自分で分かっていることだと思う。だってこのレースに臨むために自分で考えて練習しているのだから。練習不足で勝てませんでした。じゃあ練習してれば勝てたのって話である。多分そんなことはないと思う。「練習してたら勝てました」っていう人はいつまでも勝てないと思う。自分も小中学生の頃「練習不足でした」って散々書いてきた。だって簡単にレースの評価をすることができる便利な言葉だから。毎回レースレポートで練習不足でしたって書いてる人は次のレースに向けて練習しないのか。今回の課題は何だったのか。それを明確にしないと結果は変わらないと思う。

 

そして、なんで準備不足になったのか。準備する時間が本当に前日にしか無かった?じゃあ2日前に準備しておけば良かったのでは?1週間前でもいいと思う。

 

橘田監督も話していた通り部活動としての活動ではなく、趣味になっているのではないか。自分がもし友達に、「自転車って趣味でやっているの?」って聞かれたら即答で「ガチでやってます!」って答える。だってガチでやっているから!!

 

チームの合宿や練習に来て本気で取り組んでいる選手たちと一緒に生活すると、自分の練習やレースへの取り組みの甘さに痛感する。世界で走るために毎日どうやったら速くなるのか、どうやったら強くなれるのか常に考えている。入部さんや聖さん、井上さん、香山さんたちを身近で見てきたから。

 

そんなこんなで半分自分に言い聞かせるために書いたもの。5月、6月は大きい大会が多いので、気を引き締めて今後のレースに臨みたいと思います。